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クイズ王 リンク集

クイズ王という語について、明確な定義はない。しかし、『TVクイズ番組攻略マニュアル3』(フレームワークジェイピー 著/新紀元社)ではこう呼ばれる人について3つに分類している。すなわち「数々のクイズ番組を制してきた人」「破格の優勝賞金を手に入れた人」「日本一決定戦で優勝した人」である。 しかしこれらの条件に当てはまらなくても、いわゆる「クイズの強者」「雑学博士」といった意味合いで「クイズ王」という呼称が使われることもある。また、クイズを趣味とする者は一般に、あだ名として「クイズ王」と呼ばれることがままある。

「クイズ王」という語が使われ始めたのは1970年代後半とみられる。1977年には、優勝者を「日本一のクイズ王」と称した『史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ)が、1978年にはいわゆる「クイズ荒らし」「クイズマニア」を集めた『輝け!クイズ実力日本一決定戦』(日本テレビ)が放送された。 1990年頃には『史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ』に加え、『史上最強のクイズ王決定戦』(TBS)や、『FNS1億2000万人のクイズ王決定戦』(フジテレビ)といった特番が並び立ち、「クイズ王ブーム」を生んだ。これらのブームの中でクイズ強者のキャラクタにも注目が集まり、『クイズは創造力』(長戸勇人 著/情報センター出版局)などの書籍の出版、『オールスター激突クイズ 当たってくだけろ!』(TBS)などの番組への(出場ではなく「クイズ王」としての)出演という動きが見られた。 1990年代半ばにクイズ王関連の番組が次々と終了し、クイズ王のブームは沈静化したが、「クイズ王」という一つのブランドは(『料理の鉄人』の「鉄人」と同様)マニア以外の一般視聴者にも膾炙した。辰巳琢郎やラサール石井、麻木久仁子らが「芸能界のクイズ王」と呼ばれ始めたのもこの頃であろう。 『タイムショック21』(テレビ朝日)は番組の権威付けのためか、「クイズ王」の語を多用した番組であった。番組後期に行われた個人戦出場者のほとんどが「クイズ王」と呼ばれたほか、大磯ロングビーチで行われた収録においては「大磯ロングビーチに集まった1万人のクイズ王たち」と表現された。「クイズ王」の語を「クイズの猛者」といった程度に拡大解釈したためのインフレーションといえよう。 『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャーこれができたら100万円!!』(テレビ朝日)や『謎を解け!まさかのミステリー』(日本テレビ)などの番組で、近年もクイズ王がタレントとして出演することがある。しかしここで出演するのは1990年代前半に活躍したクイズ王が多く、顔ぶれが10年近くほとんど変わらない。これらのクイズ王は、テレビとは関係しない、愛好者達の場である「クイズ界」において今なお一線で活躍する者もいれば、そうでない者もいる。そのような観点からこれを批判するクイズ愛好者もいる。 だがその一方で、テレビよりも「クイズ界」での活躍が目覚ましい者を「クイズ王」として招待する動きもみられる。『お台場明石城』(フジテレビ)の2004年の企画「教えて!クイズ王」では、大学院生(当時)の片岡桂太郎がベテランに混じりクイズ王の一人として出演。また、『クイズ王最強決定戦〜THE OPEN〜』では、第5回大会において安藤正信が4連覇中の田中健一を破り王座につくなど新たな動きも起こっている。

主なクイズ王 [編集] * 芸能人 o 石坂浩二(『第4回史上最強のクイズ王決定戦』ベスト4、「パネルクイズアタック25」パリ旅行獲得) o 東貴博(『超タイムショック第6回芸能界クイズ王決定戦』優勝者 『芸能人雑学王最強No.1決定戦』優勝者 『イントロクイズ ドレミファドン!』優勝者) o 伊集院光(『芸能人雑学王最強No.1決定戦』優勝者) o 麻木久仁子(『オールスター感謝祭』優勝者 『芸能人雑学王最強No.1決定戦』優勝者 『クイズ!ヘキサゴンU』予選ペーパーテスト満点) o 宇治原史規(『クイズ!日本語王』優勝者 『超タイムショック第2回芸能界クイズ王決定戦』優勝者 『クイズプレゼンバラエティーQさま!!』正解率1位) o 加山雄三(『クイズタイムショック』パーフェクト達成) o 辰巳琢郎(『超タイムショック第7回芸能界クイズ王決定戦』優勝者 『小中学校教科書クイズ』優勝者) o はらたいら(『クイズダービー』正解率1位) o 峰竜太(『第2回芸能人クイズ王決定戦』優勝者) o ラサール石井(『史上最大!第16回アメリカ横断ウルトラクイズ』に一般応募で参加 『芸能人雑学王最強No.1決定戦』優勝者) o 宮崎美子(熊本大学在学中に『アップダウンクイズ』15周年記念大会に出場 『超タイムショック第1回芸能界クイズ王決定戦』優勝者) o 本村健太郎(『超タイムショック第4回芸能界クイズ王決定戦』優勝者 『小中学校教科書クイズ』優勝者) o 眞鍋かをり(『ザ・クイズマン!』優勝者 『イントロクイズ ドレミファドン!』優勝者 『脳内エステIQサプリ』全問正解) o やくみつる(『超タイムショック第8回芸能界クイズ王決定戦』優勝者 『クイズプレゼンバラエティーQさま!!最強勉強王決定戦』優勝者) * クイズ作家・一般人など o 安藤正信(『クイズ王最強決定戦〜THE OPEN〜』優勝など) o 石野まゆみ(『20世紀クイズ王決定戦』など15冠のクイズ女王) o 北川宣浩(『史上最大!第2回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝など) o 久保隆二(クイズ作家) o 小林聖司(『史上最強のクイズ王決定戦』優勝など。『トリビアの泉』等に出演) o 水津康夫(『史上最強のクイズ王決定戦』4回優勝など。著書『水津康夫のクイズ全書』(情報センター出版局)) o 田中健一(クイズ作家。『史上最大!第16回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝など) o 永田喜彰(『クイズ$ミリオネア』1000万円獲得、『FNS1億2000万人のクイズ王決定戦』2回優勝など。『トリビアの泉』等に出演。著書『永田喜彰のクイズ全書』(情報センター出版局)) o 長束恭行(現在はサッカージャーナリストとして活躍。学生時代に『史上最強のクイズ王決定戦』を中心に活躍) o 長戸勇人(クイズ作家。『史上最大!第13回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝など) o 西村顕治(日本経済新聞社社員。『史上最強のクイズ王決定戦』5回優勝など。著書『情報スーパー活用術』(筑摩書房)) o 布川尚之(『FNS1億2000万人のクイズ王決定戦』優勝、『パネルクイズ アタック25』30周年記念大会優勝など) o 能勢一幸(埼玉県職員。『史上最大!第15回アメリカ横断ウルトラクイズ』優勝など) o 日高大介(クイズ作家。クイズ王としてテレビ出演も多数) o 深澤岳大(クイズ作家) o 松尾清三(『史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ』の第1回大会優勝者) o 道蔦岳史(クイズ作家。『第3回クイズ実力日本一決定戦』など) o 森本栄浩(MBSアナウンサー。学生時代に『パネルクイズ アタック25』に出場し1983年度のチャンピオンに輝く) o 矢野了平(『パネルクイズ アタック25』優勝経験もある放送作家) * 海外で「やらせ」が問題になったクイズ王 o チャーリー・ヴァン・ドーレン(1950年代のテレビ黎明期に全米を震撼させた「クイズ21」チャンピオン。そのスキャンダルは映画『クイズ・ショウ』に詳しい。)

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